自分と同じように悩んでいる人の

力になりたい

1. 30代半ば頃からキャリアに悩み始める

私は1999年に新卒でNTTデータという会社に入社しました。

1997年~98年に山一証券や長銀の破綻などありましたが、
それでもまだ終身雇用は続くであろうという世の空気に流されるように
なんだかんだ大企業が安心だという考えで就職し、
社会人生活をスタートさせました。

入社後最初の5~6年は
言われたことをひたすら真面目に仕事をやり抜く日々を送っていました。

しかし
30代前半あたりから「これからのキャリア」について悩み始めました。

といいますのが、
当時はまだ人生100年時代とは言われてなかったものの、
日本の人口動態と年金制度の実態を踏まえると、

「少なくとも75歳くらいまで働く時代になるんだろうな」

と漠然と考えていました。

なので、これまでのような


「会社に人生を丸投げするような生き方」

だといずれマズいことになるだろうと思い、

「自分の足で立つ生き方」

にシフトしなければという、焦りのようなものが生まれ始めました。

でも、何か行動を起こすわけでもなく、

「一体どうしたらいいのか」

という悩みを抱えたまま、目の前の仕事を黙々とこなす日々を送っていました。

2. いろいろと試行錯誤するも失敗し、挫折する

そんな日々を送るうちに焦りが大きくなっていき、

そんな状況を打開すべく、

まずは身近な自己啓発活動から始めました。
(セミナーに参加したり、ビジネス書を読んだり、etc)



社内においては「受け身のままじゃだめだ」と思い

「社内公募」に何度もチャレンジしましたが

毎回落選するということを繰り返していました。


社内がダメなら外でもっとがんばろうと一念発起し

パートタイムの社会人大学院(MBA)に入学して

会社員と学生の二足の草鞋生活を始めました。



そのような形で社外での学びが重ねつつも、

社内では昇進機会にも恵まれず、キャリアに関する焦りはどんどん募っていきました。


そんな焦りから、今の担当での昇進がダメなら別の方法を探ろうと考え、

もう一度「社内公募」に賭けてみました

その結果、運よく合格し、新たな職場へと赴任することになったのですが、

そこで大きく躓くことになります。



社内公募で赴任した職場の環境に適応できず、

なんと半年間の病気休暇を余儀なくされてしまいました。



このように、「会社に人生を丸投げするような生き方」ではなく、

いずれ
「自分の足で立つ生き方にシフトしなければ」という焦りから

5年間ほどいろいろと行動を積み重ねたのですが、

結果として
最後に大きな壁にぶつかってしまい、

これからどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。


40歳を迎えた社会人17年目のことでした。

3. 自分自身を見つめ直す

ここからが人生塞翁が馬ともいえるのですが、病気休暇に入ったことで自分と静かに向き合う時間が増えました。

そして
「自分は本当は何をしたいのだろうか」 と自分自身を見つめ直すようになりました。

また、たまたま当時の大学院のクラスで「あなたの志は何か」を問われることがあり、

「これまでは労働市場での価値を上げることに必死でもがいてきた

「でも、本当のところ、自分は何をしたいんだろうか?」

と、そもそもの生き方を考えるようになりました。

それから本を読んだり、YouTubeの講演動画を視たりしながら、これからどう生きたらいいのか、いろいろと模索しました。

そんな中で、その後の自分に大きく影響を与えることになる2冊の本に出会いました。

それはともにベストセラーとなった「嫌われる勇気」「LIFE SHIFT」でした。

4. 「自分の人生を生きること」を決意する

まずは「嫌われる勇気」を読んで、

これまでのように『他人の人生』を生きるのか

それともこれから『自分の人生』を生きるのか

というメッセージに目を覚まされました

確かに私はそれまでずっと、ほぼ100%と言っていいほど、

他人や世間の価値観に基づいた「他人の人生」を

全力で生きてきたことに気づかされました。

そして、これからはそうではなく、

自分の価値観に沿った自分の人生を生きたい

と思うようになりました。

一方で「他人の人生を生きてきた期間」があまりにも長すぎて
心が麻痺してしまっていたことから、

「自分の人生とはどんな人生なのか」が
全く分からなくなっていることに気づかされました。



そして続けて「LIFE SHIFT」を読んだのですが、さらに驚かされました。

この本は、まさに私がずっと悩んでいた

「75歳くらいまで働く人生」

の生き方を提唱した本だったので、発刊後即購入し読みました。

そして
「人生100年時代の要諦」 について書かれている部分を読んで驚きました。

そこに書かれていたのは、嫌われる勇気と同じく、

自分の価値観に沿った自分の人生を生きること

でした。



ここで話がすべて繋がりました。



私がずっと探し求めていた

人生100年時代のキャリアの大方針

とはつまるところ

自分の価値観に沿った自分の人生を生きること

であることがようやくわかりました。

そしてそれは、

私が心から「そのように生きていきたい!」と

強く共感する考え方でした。


このようにいろいろと迷走した結果、

「これからの生き方の大方針」が分かって安堵しました。



しかし
、即座に次の疑問が湧いてきました。

それは

「どうすればそのような生き方にシフトできるのか」

という疑問です。

ということで
次のステップとして、

その疑問を解明するためのキモとなる

自分の価値観に沿った自分の人生を見つける方法

を模索し始めました。

5. 自分の人生を生きるための「キャリアの軸」が定まる

そんな流れで「自分の人生の見つけ方」を探し始めたのですが、あるご縁から
アドラー心理学をベースとしたコーチングを学ぶ機会があり、
そこでまずは

「自分の人生の見つけ方」の大枠

学ぶことができました

しかし
私自身が

理屈で納得したいタイプの人間

であることから、その「大枠の理解」だけでは納得できず、

もっとロジックがしっかりした方法を知りたい

と思
うようになりました。

そんなとき
偶然ながらある友人のツテでんな悩みをドンピシャで解決してくれる

才能心理学

と出会うことができ、

ロジックがしっかり体系化された
「自分の人生の見つけ方」

に巡り合うことができました。

そして約半年間にわたって才能心理学のプログラムで自分に向き合った結果、

「自分の人生」の根幹となる
私自身が大切にしている価値観」

を見つけることができ、さらにそれを言語化することにより

「私のこれからの人生における『キャリアの軸』」

をようやく定めることができました。

そしてこの「軸」が定まったことで、
これまでのような「キャリアの迷い」を払拭することができました。

6. 自分と同じ悩みを抱える人の力になりたい

これまでお話したような試行錯誤を積み重ねながら、
当時抱えていた私の課題は解決できたのですが、

一方で周りの人たちを見渡してみると、

多くの人が、かつての私と同じように悩み、もがいている

ということがわかってきました。

そして自然と

そんな悩みを抱えている人たちの力になりたい

と思うようになりました。

そして、そんな人たちの力になるために必要なスキルを習得するため、
才能心理学のトレーニングを積み、認定資格を取得しました。

7. かつての自分が「受けたい!」と思える講座を創りました

私はいろいろ寄り道をしながら試行錯誤を繰り返してきましたので、

「自分が本当に生きたい人生」が定まるまで

かなりの時間とお金を費やしました。



ですが、今悩んでいる方々には

私のような余計な遠回りはしてほしくありません。



そんな想いから、私がこれまでに培った様々な経験や知識・能力を総動員し、


かつての悩んでいた自分が

「こんな講座があれば
受けたかった!」と

思えるような講座を創りたいと思い、

約3年かけて創り上げました。




このよう私自身のキャリアに関する試行錯誤と

同じような悩みを持つ人の力になりたい」

という
想いから創ったのがこのライフシフト塾です。



このライフシフト塾の取り組みを通じて

「かつての私と同じような悩みを抱えている方々」が

「いい顔」で自信を持って

これからの人生を歩んでいけるように


全力でサポートしていくことが私のライフミッションです。


ライフシフトへの道、ともに進んでいきましょう!

ライフシフト塾 主宰
服部 雅己